日時： 2020 年 3 月 8 日（日）13時から集会、15時にマーチ出発予定
場所： 上野公園・野外音楽堂

2020年３月８日に「ウィメンズマーチ東京2020」を開催します。今回のテーマは「ウィメンズストライキ」です。

この社会にはさまざまな属性や背景をもつ人々が共に暮らしています。ジェンダー、セクシュアリティ、ルーツ、障がい、職業、年齢、経済状況などは多様で、それぞれが日常で困っていることには、違いも共通点もあるでしょう。

ウィメンズマーチ東京2020実行委員会は、この社会でつらい・悲しい思いをしている人が一人でもいるなら、その人と手をつなぎ、一緒に声をあげたいと思っています。

みんなで一緒に声をあげること。それが私たちの考えるウィメンズストライキです。

2019年のマーチの後も理不尽なことがたくさんありました。

深刻な就活セクハラの被害の実態が明らかになっています。
父親から子どもへの性暴力事件で無罪判決が相次ぎました。
女性議員を増やすための法律が成立しましたが、いまだに議会はジェンダー平等にはほど遠い状況です。
あいちトリエンナーレに象徴されるように、公人が戦時性暴力問題を表現する作品や記念碑への攻撃を続けています。
女性だけに決められた服装のルールについて大臣がはっきりと女性差別だと明言しません。
政府は、失業給付の統計にも基づかず、重要な記録をシュレッダーにかけ、電子データの記録も消去し、デタラメばかり繰り返しています。
2019年のジェンダーギャップ指数は過去最低の121位になりました。
男女間の賃金格差は縮まらず、女性差別撤廃条約の選択議定書にも未批准のままです。
選択的夫婦別姓すら実現できていません。
トランスジェンダーを差別・排除するようなツイートが沢山の人々を傷つけています。

これら話題になったこと以外にも、日々の生活のなかで起こる理不尽なことはたくさんあったと思います。2020年の国際女性デーには、言いたいことをプラカードに書き、一緒に声に出して歩きましょう。他の参加者のプラカードにも、ぜひ注目してください。

あなたの理不尽なこと、わたしの理不尽なことに、みんなで「NO！」と言いましょう！